副業や小さなサロンでも使える補助金・助成金まとめ【初心者向け】

補助金や助成金って大企業だけのものだと思っていませんか?
実は、副業や小さなサロンでも活用できる制度がたくさんあります。
しかも、返さなくていい“もらえるお金”なので、知っているかどうかでスタートの安心感が大きく変わります。

本記事では、初心者でもわかりやすく代表的な補助金・助成金をご紹介します。

▼前回までは▼

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補助金・助成金とは?副業や小さなサロンでも使える“返さなくていいお金”

補助金・助成金という言葉は耳にしたことがあっても、「難しそう」「大企業だけのものでは?」と思う人も多いですよね。
実は、副業や小さなサロンを始めた人でも活用できる制度がたくさんあります。

大きな特徴は 「返さなくていいお金」 だということ。ローンや融資と違い、条件を満たして採択されれば、そのまま事業に使える資金として受け取れます。

ただし、いくつかポイントがあります。

  • 補助金は「公募型」で、申請して審査に通る必要がある
  • 助成金は「条件を満たせば受け取れる」ものが多い(例えば雇用関係など)

つまり「誰でも自動的にもらえるお金」ではなく、制度の目的に合っているかどうかで決まります。
それでも知っておくことで、 自己資金だけに頼らずにスタートできるチャンス が広がります。

副業やサロン開業で使える代表的な補助金・助成金3選

1. 小規模事業者持続化補助金

最も有名で利用しやすい制度が「小規模事業者持続化補助金」です。チラシやホームページ作成、広告費、備品購入など「販路拡大」に使える費用を補助してくれます。個人事業主でも申請でき、副業サロンや小さなお教室のスタートにぴったりです。補助率は2/3(最大50万円〜100万円程度)とされており、採択されれば自己資金の負担を大きく減らせます。

2. 創業補助金(地域ごとの制度)

これから新しく事業を立ち上げる人を応援するための制度です。名称は地域ごとに異なりますが「創業補助金」「スタートアップ補助金」などと呼ばれます。新しい副業を事業としてスタートするタイミングで使いやすく、初期費用や設備投資に充てられるのが特徴です。

3. 女性起業家支援制度

多くの自治体では「女性の起業」を後押しする独自の制度があります。開業にかかる経費の一部をサポートしてくれたり、ビジネスプランコンテストを通じて助成が受けられるケースも。女性の副業やサロン開業に特化した制度も増えているので、地元自治体の情報をチェックすることが大切です。

補助金・助成金を使うメリットと注意点|副業や小さなサロンで知っておきたいこと

補助金や助成金をうまく使えば、副業やサロン開業のリスクをぐっと減らせます。ただし、申請や運用にはいくつかの注意点もあります。

メリット

  • 自己資金だけに頼らずに開業できる
  • 集客や設備投資など、使い道の幅が広い
  • 「採択実績」があることで事業の信頼性が高まる

注意点

  • 書類作成や事業計画書が必要で、準備に時間がかかる
  • 公募型の補助金は採択率があり、必ずもらえるわけではない
  • 先に自己資金で支払い、後から精算されるケースが多い

つまり「返さなくていいお金」ではあるものの、申請すれば誰でももらえるわけではない という点を理解しておくことが大切です。準備をしっかりして臨めば、副業やサロンのスタートを強力に後押ししてくれる制度になります。

まとめと次のステップ

ここまで、副業や小さなサロンでも使える補助金・助成金についてお伝えしました。

  • 補助金・助成金は「返さなくていいお金」であり、副業やサロン開業でも活用できる
  • 代表的な制度には「小規模事業者持続化補助金」「創業補助金」「女性起業家支援制度」がある
  • メリットは大きいが、書類や審査などの準備が必要で、必ず採択されるとは限らない

副業やサロン開業を考えている人にとって、補助金を知っているかどうかは大きな差につながります。
自己資金だけに頼らず、制度を上手に活用してスタートできれば、安心感と成功の可能性がぐっと広がります。

次回は、補助金を実際に使うときに必要になる「事業計画書の基本」について解説します。
採択されやすい計画の書き方を知ることで、副業やサロン開業の一歩がより現実的になります。

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